イベント・セミナー
田植え祭り!!2025
去る5月31日、埼玉県杉戸町で恒例の「田植え祭り」が開催されました。
※今年より主催運営がアールキューブエコ様から「田んぼの会」様へ移行となりました。
この日は朝から生憎の雨模様。
10時開始予定でしたが、突然雨足が強まり、
田んぼに入る前にまずは当イベントを長年主導しておられる網本さんご夫婦より少しお話の時間が設けられました。
20年以上続いている本イベントですが、なんと一度も中止は無いとのこと。
過去に豪雨だった日にも参加者がいらっしゃったことから、どんなに土砂降りでも台風が来ようとも、
主催者としてイベントは必ず開催出来るよう準備をしておられるそうです。
この日も徐々に人数が集まりだし、最終的には30名前後の方々が奮ってご参加されておりました。
雨が引いた時間を見計らっていよいよ田んぼに入ることに。
まずは2人1組になり、苗を田んぼまで運びます。結構な重さがあり、
足元がすべりやすくなっている中、子供達も一生懸命運んでおりました。
恐る恐る田んぼに足を踏み入れていきます。
当日の気温は14℃と低め。小雨も降っており体が冷えないか少し心配でしたが、
田んぼの泥が想像以上に暖かく、田植えの最中は寒さを感じることは全くありませんでした。
また、網本さんの田んぼでは科学肥料や農薬を使っていない為、素足でも安心。
(当協会のグループ企業「株式会社輝京」の電子水やナチュラルバクテリアを種もみの
浸種や米糠発酵肥料の仕込み、土壌の改良剤として利用いただいております。)
自分のポジションを確保出来たら、ガイドの紐の目安に沿って一列づつ田植えをして行きます。
子供達は雨が降ろうと泥の中でも元気そのもの。
一生懸命田植えをしながらも、時折見たことの無い昆虫に悲鳴を上げたり、
見つけた亀をポケットに入れて持って帰ろうとしたりと田んぼの環境そのものを自由奔放に楽しんでいました。
12時を回った所で雨脚が強まって来た為、この日の田植え体験は終了となりました。
全体としては全員で田んぼ1反の1/4ほどを植えたぐらいでしょうか。
網本さん曰く、昔の人は一人で1日にこの倍くらいは植えていたそうです。(汗)
お湯で泥を流した後は、お昼ご飯の時間です。
毎年小麦粉を使わないカレーが恒例だそうで、この日も田んぼの会の方々により
「チキンカレー中辛、甘口」「ベジカレー」と3種のカレーが用意されていました。
またお米も農薬不使用の玄米と白米から選べるようになっており、皆おかわりをしながら舌鼓を打っておりました。
(今回はチキンカレー甘口+玄米をチョイス)
前日にタマネギ数十キロからルーを仕込んだとのことで、
素材の味が存分に活かされた本当に美味しいカレーでした。
食事後は参加者全員で自己紹介のお時間。
田んぼの会の方々始め、東京やその他の地域から農業に関わりたいと
この杉戸町に越してきた方が沢山いらっしゃって驚きました。
最後に網本さんご夫妻により、昨今の米不足や価格上昇の件も交えて締めのお言葉がありました。
お米の販売価格は昨年からどんどん上がっている中、まだまだ農家の方々の収入は増えず苦しい中、
一生懸命お米を育てている米農家の方々には頭が上がりません。
今回のお米に関する騒動や、田植え経験をきっかけに、
改めてみんなでこれからの日本の農業や食糧事情について考えていかなければならないと感じました。
本イベントは田植えのみに留まらず、
初夏の田んぼの生き物調査(今年は6月29日(日)15時~)、
秋の稲刈りと今後も続いていく予定です。
もしも興味がございましたら、当協会窓口やメールにて
担当:豊山までお問合せ下さいませ。
当協会でも追って参加の上、またこちらでレポートを上げさせていただきます!
※お知らせ
以前に当協会でも展開をしておりました
こちらのファームで生産されている農薬不使用のお米「水素・微生物のめぐみ」につきまして、
現在白米玄米共に販売を停止しております。今年の収穫以降の販売時期や詳細につきましては
決まりましたらまた追ってこちらのレポートでお知らせさせていただきます。
一般社団法人水素健康推進協会
文:豊山